初めて発達相談施設に行った日 、 相談の流れ    【自閉症スペクトラム】

成長記録

今回ははじめて発達相談をしている施設を
選んだ理由と相談の流れを
振り返ります。


12月に発達相談の予約の電話をしたときは、
3カ月待ちと言われていましたが、
キャンセルが入り1月に相談ができることに
なります。

個別面談だったので、私1人で施設に
行きましたが、
親身に話を聞いていただきました。
その後集団療育、個別療育をここで
お願いすることになります。

問診票の記入から相談が終了したのは
1時間半かかりました。
問診票での細かな質問に
ここまで聞くんだなと思いましたが、
しょごのことを少しでも
わかってほしかったので苦ではなかったです。
次の小児科の先生による診療の予約を取り
家に帰りました。

発達相談とは

料金は無料
子どもの発達のことで心配なことや、
困っていることなど、いろいろな相談を
受けてくれます。

育児や日常生活でのかかわり方の
アドバイスや対応を一緒に考えてくれます。


今回の施設を選んだ3つの理由

  1. さまざまな専門職の方がいるので
    たくさんのサポートが受けられる
  2. 集団療育と個別療育の両方
    している
  3. 検索してでできた、家から近い

1.さまざまな専門職の方がいるのでたくさんのサポートが受けられる


その施設では、医療と福祉を備えた機関で、
個別療育や集団療育、0歳から大人の方まで
利用できる所でした。

小児科の先生をはじめ、作業療法士、
言語聴覚士、臨床心理士などの
専門職の方達が勤務されていて
さまざまな形でサポートしていただける
場所でした。

ここで施設に在籍していて病院から介護、
教育などさまざまな場所で活躍されている
4つの職業の内容を簡単にですが
まとめています。

作業療法士 

こころとからだのリハビリステーションをする専門職
着替えからトイレ、趣味や家事などの
日常の活動を支援してくださるお仕事

言語聴覚士                

ことばによるコミュニケーションに問題がある方に自分らしい生活ができるよう支援する専門職
うまく話せない、声が出にくい、
上手にのみこめないなど
コミュニケーションの原因は
たくさんあり、その対処の支援をする
お仕事

臨床心理士              

こころの問題に取り組む心理専門職
薬を使わず臨床心理学の知識や技術によりひとりひとりの意見を大事にしつつ支援をおこなうお仕事          

理学療法士               

動作の専門職
座る、立つ、歩くなどの日常生活を
行う上で基本となる動作の改善を一緒に
目指してくれるお仕事

他にも管理栄養士の方や保育士の方など
さまざまな専門職の方がいるので
手厚いサポートがあると感じました。

今から通い成人しても通うことになるかもしれない、
将来のことも考えると一度見てみたいなと
思いました。

2.集団療育と個別療育の両方している


集団療育と個別療育があり、ここで療育を
行っていることがわかりました。
正直、3歳健診時の個別相談で、
療育の説明は受けたのですが、
どんなことをするのか想像できませんでした。
どちらもしているので、
もし見学ができるのであればと思いました。

3.検索してでてきた、家から近い


3年前、検索をした時にいくつか相談をする
場所はあったのですが、
ホームページがあり、どんなことを
しているのか、
なにを目的としているのか、わかりやすく
細かくかいてあったのは
2つしかなくそのひとつがここでした。
家から10分で通える距離だったので、
決めました。

相談の流れ

必要な物
母子手帳(問診票の記入に必要)      

施設での相談の流れは下の流れで
行っていました。

受付

問診票の記入

スタッフによる聞き取り

小児科医による診療

サービス開始
医療(診療・個別訓練)のサービス
福祉のサービス
その他(訪問・相談)のサービス

今回はスタッフによる聞き取りまで行い、
次回お子さんと一緒に小児科医による診療の
予約を今日しましょうとのことでした。

問診票の内容と記入にかかった時間

問診票の記入時間は私の場合30分かかった

記入用紙を自宅で準備できるのであれば自宅での記入がオススメ

相談する場所によって違うとは思いますが、問診票は2枚あり、記入だけで30分かかりました。

この資料をもとに、最適な相談・療育を
受けていただけるよう
準備をしたいとのことだったので、
たくさんの質問項目があり、母子手帳を
見ながら思い出しながら
記入していたので、ここはどうだったかなと考えることが多く時間がかかりました。


事前に家で準備できるのであれば問診票が
あるのか、家で書くことは可能か確認を
することをおすすめします。

問診票の内容

問診票は4つの部分に細かく質問項目が
あったのでその一部分を紹介します。

  1. 相談内容の具体的な理由
  2. 成長記録
  3. 日常生活での様子 
  4. 行動面での様子
  5. 相談内容の具体的な理由

1.相談内容の具体的な理由

  • これまでに相談や利用された場所があるか
    (いつ頃どんなことで相談をしたのか)
  • 今まで保健センター等の乳幼児健診で指摘を受けたことがあるか
  • 保育園、幼稚園での様子
  • 医療や福祉サービスは利用の有無

2.成長記録

  • 妊娠中、新生児に異常はなかったか
  • あやすと笑うのはいつだったか
  • 首座り、寝返り、はいはい、
    つかまり立ち、一人立ち、指差しはいつだったか
  • 意味のある言葉、二語文はいつだったか
  • 予防接種の記録
  • 今までにかかった病気やアレルギー
  • 入院歴、受けたことのある検査
  • 現在飲んでいる薬

3.日常生活での様子

  • トイレ、着替え、洗面入浴は
    どこまで自分でできるか
  • 睡眠時間はどのくらいか
  • 移動方法や運動に関して
    気になることはあるか
  • コミュニケーションの方法は
    どうなのか、また気になることがあるのか

4.行動面での様子

行動面で該当する項目に〇×をつける

  • 人見知りがはげしい
  • おとなしくて手がかからない
  • 視線があいにくい
  • 音やにおいに敏感
  • 普段通りの状況や手順、
    予定が変わるといやがる
  • 興味のあることへの知識量がすごく多い

好きな遊び、お気に入りのものがあるのか
苦手なことやものがあるのか

など本当に細かなところまで記入しました。
全て書き終わり受付の方に渡して
スタッフの方を待ちました。

スタッフの方との相談 


受付の方に問診票を渡すとすぐスタッフの方が来てくれました。
問診票を見ながら記入した部分を
また更に細かく質問を受け
答えていく流れでした。

私の場合

発達相談を受けようと思ったきっかけは
幼稚園面接、3歳健診だったこと
一番気になることは話せる単語が少ない、二語文以上が話せないこと
新しい場所だとテンションがあがって
いつものしょごと全然違うこと

そのことをしっかりスタッフの方と
話をしました。
相談が終わり、次回しょごと一緒に小児科医の先生とお話することになりました。

まとめ 

発達相談での流れ
相談をお願いした施設の決め手
問診票の一部を振り返りました。        

まずはしょごのことを細かく知ってもらう所
からでしたが、紙に書くことで
しょごはここは得意なのかも、
ここは困っていることかなと
改めてわかりました。

現在市内の発達相談ができる場所を調べると、5件以上でてきて
ホームページにわかりやすく
どんなことをするのか書かれている所が
ほとんどですごく嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございます

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